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原因不明の体の不調はグルテンアレルギーの可能性を考えてみよう

日本人で、原因不明の体調不良で悩まされている人は多いと思います。
病院に行って色々調べてたらい回しにされて結局原因がわからず、だましだまし生活している人もいるかもしれません。
年齢のせい?かなと自分を納得させたり、運動不足なのでは?、食生活に問題が?と色々悩んでしまうと思います。
主食がコメの日本ではあまり話題に上ることはないのですが、主食が小麦粉の海外ではグルテンフリーの食材が多く売られています。
グルテンアレルギーの人は食べるものが無いぐらい、海外ではグルテンが溢れています。
実は、日本人でもグルテンアレルギーの人はいますし、後天的にグルテンアレルギーになることも多いのです。
このグルテンアレルギーは症状が多岐にわたるので、原因不明の体調不良として見えることが多いです。
この記事では、グルテンアレルギーの症状や避け方についてまとめてみたいと思います。
グルテンアレルギーとは?

グルテンアレルギー、正式にはセリアック病とも呼ばれる疾患で、小麦やライ麦、オーツ麦などに含まれるタンパク質、グルテンに対して体が過敏な反応を示します。以下、代表的な症状を列挙いたしますが、個人差がありますので全ての人に当てはまるわけではありません。
- 消化器系の症状:
- 吐き気や嘔吐
- 下痢
- 腹痛や膨満感
- 便秘
- ガスの増加
- 体全体の症状:
- 体重減少
- 疲労感
- 栄養不良からくる合併症(鉄欠乏性貧血など)
- 成長障害(子供の場合)
- 皮膚の症状:
- 発疹やかゆみ(特に腕や膝、お尻)
- 神経系の症状:
- 不安やうつ
- 頭痛
- 神経障害によるしびれや痛み
これらの症状が現れる場合は、専門の医師による診断が必要です。健康面で不安がある場合は、お早めに医療機関を受診されることをお勧めします。
セリアック病とは?
セリアック病は小腸に影響を及ぼす自己免疫疾患で、遺伝的な要因で発症しやすい傾向があります。小麦、ライ麦、大麦に含まれるグルテンというたんぱく質を摂取することで小腸の粘膜が損傷し、栄養吸収不良を引き起こします。
セリアック病の症状
セリアック病の症状は非常に多岐にわたり、体重減少、下痢、腹痛、栄養不良、疲労感などさまざまです。また、消化器系以外にも貧血、肌の発疹(皮膚ヘルペス)、関節痛、骨粗鬆症などの症状が見られることがあります。些細な症状や無症状の場合もあり、診断が遅れることがあります。
セリアック病の診断
セリアック病は血液検査で、特定の抗体の存在を確認することで診断されます。抗体値が高い場合、小腸の生検を実施してセリアック病が引き起こす小腸粘膜の炎症や損傷を確認することがあります。遺伝子検査もセリアック病の診断に使われることがあり、HLA-DQ2やHLA-DQ8という遺伝子が関連していることが多いです。
セリアック病の治療
現在のところ、セリアック病には根本的な治療法は存在せず、グルテンを完全に避けることが最も効果的な治療方法となっています。患者は食品の選択と調理に非常に注意深くなければならず、グルテンが含まれていない食品を選ぶだけでなく、交差汚染が起こらないように配慮する必要があります。
セリアック病の正確な診断と治療は、患者の生活の質を大幅に向上させることができるため、症状や家族歴がある場合は医療専門家のアドバイスを受けることが重要です。
商品ラベルの成分リストで以下の項目をチェック

グルテンを避けたい際には、商品ラベルの成分リストで以下の項目をチェックしましょう。
- 小麦(コムギ)
- ライ麦(ライムギ)
- 大麦(オオムギ)
- オーツ麦(ただし、ラベルに明記されている「グルテンフリー」のオーツ麦は除く)
- モルト(大麦由来)
- ブルグル(粗挽き小麦)
- ファリーナ(精白小麦)
- セモリナ(デュラム小麦の粗粉)
- トリティカーレ(小麦とライ麦の交配種)
- グルテン(水溶性タンパク質の一種)
- グラハム粉(全粒小麦粉)
- 醸造酒(ビールなどの発酵飲料は大麦から作られることが多い)
これらの成分は、グルテンを含む可能性のある源です。グルテンフリーの食生活が必要な場合は特に、隠れグルテンとなる可能性のある添加物や香料なども注意深く確認する必要があります。
特に重要なのは、セリアック病等で非常に低いレベルのグルテンも避ける必要がある場合は、商品が「グルテンフリー」を明確に表示しているかどうかを確認することが不可欠です。また、グルテンフリーの証明は国や地域によって基準が異なるため、それぞれの認証マークや基準にも注意してください。
グルテンが多く含まれる食事
グルテンが多く含まれる食事とは、主にグルテンを含む穀物が使われているか、それらの穀物を加工した成分が含まれているものを指します。具体的には以下のような食品が含まれます:
- 小麦製品:
- パン
- パスタ
- ケーキ、クッキー、パイ
- うどん、そば(小麦を含むもの)
- クラッカー
- ベーグル
- シリアル
- ライ麦製品:
- ライパン
- 大麦製品:
- ビール
- 大麦を原料とした飲料や食品
- オーツ麦(特にグルテンフリーでない場合)
- 加工された食品類:
- 弁当やレトルト食品
- スープの素、ソース、ドレッシング
- シーズニング(粉末状の調味料等)
- 加工肉製品(ソーセージ、肉団子、コロッケ)
- 揚げ物の衣
- コンビニやファストフード
また、見た目や味ではグルテン含有が分かりにくいものもあるため、食品を購入する際にはラヴェルを確認し、グルテンが含まれていないかをチェックすることが大切です。グルテンフリーを謳っている場合でも、製品によっては痕跡量のグルテンが含まれていることがありますので、セリアック病などで厳格なグルテン管理を必要とする場合は特に注意が必要です。
グルテンを含まない食材を用いたメニュー
自然とグルテンを含まない食材を用いたメニューでも、美味しく栄養満点の食事を楽しむことができます。以下に例を挙げます。
朝食:
- 自然にグルテンフリーのオートミールに、フルーツやナッツ、蜂蜜をトッピング
- グルテンフリーのトウモロコシのトルティーヤで作るタコス、卵とアボカドを挟んで
昼食:
- 豆腐と野菜の炒め物、タマリ醤油(グルテンフリー)で味付け
- サラダボウル、キヌア、いろいろな新鮮な野菜、オリーブオイルとレモンのドレッシング
夕食:
- グリルまたはローストした魚や肉、添え物にスィートポテトや野菜
- 野菜と豆を使ったチリコンカン
スナック:
- りんごやバナナのようなフレッシュフルーツ
- 生のニンジンやセロリのスティック、ナッツバターをディップとして
デザート:
- ココナッツミルクによるバニラプディング、フルーツをトッピング
- ダークチョコレート(グルテン含まず)とナッツ
これらの食事のアイデアは、グルテンフリーの加工食材ではなく、自然にグルテンを含まない素材を活用しています。ただしグルテンフリーが重要な健康上の要求である場合には、食材そのもののほかに、調理過程における交差汚染にも注意する必要があります。例えば、タマリ醤油はグルテンフリーの種類を選ぶといった配慮が必要です。
グルテンフリー食材の功罪
グルテンフリー食材を選ぶ際には、いくつかの潜在的なデメリットを考慮する必要があります。
- 栄養不足のリスク: グルテンを含む穀物は、ビタミンB群や食物繊維、鉄分などの栄養素を豊富に含んでいます。グルテンフリー食品にはこれらが不足していることが多く、栄養バランスを考えて補う必要があります。
- 加工食品の増加: グルテンフリーの加工食品は、味や食感を改善するために糖分や脂肪を多く含んでいることがあり、カロリーが高くなる傾向にあります。
- コスト: グルテンフリー食品は一般的な食品に比べて高価なことが多く、食費が増える可能性があります。
- 社会的な制約: 外食や社会的な場での食事選びが難しくなる場合があります。グルテンフリーの選択肢が限られていることが多く、食事の計画がより複雑になります。
- 味や食感の違い: グルテンフリーの代替食材は、グルテンを含む食材と比較して味や食感が異なることがあり、一部の人にとっては受け入れがたい場合があります。
まとめ
日本人の原因不明の体調不良はグルテンアレルギーの可能性があります。
主食が小麦粉ではない日本でもグルテンアレルギーはあります。また、グルテンアレルギーは後天的になることがあり、子供のころには問題なかったのに大人になってからグルテンアレルギーが発症することもあります。
それが年齢のせいかな?と思わせる原因の一つになっていると思います。
パンやパスタ、ケーキ、ピザなど主食が小麦粉の国の食べ物を避けてみてください。
それで原因不明の体調不良が改善するかもしれません。